ちょっと古いニュースだけど、Impress Watch等が伝えているようにLeica M8.2が発売になる。もちろんM8の後継機。M8はメチャクチャ高額だけど、使ってるとスゴく楽しいカメラで、前もってF値を設定し、被写体見つけてフォーカス合わせ、シャッタースピードを決定して撮影するという、「オールマニュアル」が魅力。
何でそんなめんどっちぃことしなきゃいけないの??
。。。って思う「オートマ」派には受けないかもしれないけど、これで撮影すると絵が映えるから撮影し甲斐があるってもん。M8はかれこれ1年以上使ってるけど、全く何の不満もなく今に至る。デカ過ぎず、小さすぎず、本体とレンズの下あたりを握ることでいつも片手に「収まる」感覚で、特に旅行時には活躍してくれる。実は、元々はGR Digital (I&II) (GRD)もサブで持ってるんだけど、ここ1年はほとんど活躍の機会がない(今回の旅でもたぶん20:1ぐらいの割合でしか撮ってないはず)。
ここ1年Flickrにアップしていなかったこともあって、M8の写真はほとんどない。。。ただ、幾つかの旅の写真はほぼ仕上がってるので、次々にアップして行く予定。
(僕のFlickrの写真は右のサイドパネルからもアクセス可能♪)
。。。ということで、M8.2。幾つか機能が追加されているけど、基本的にM8は一生もんのカメラだとLeicaが言っていたとおり、M8をM8.2相当にアップグレードすることも可能(一部を除いて)。変更点としては、
- シャッターの静音化(その代わり、スピードが最速1/8000から1/4000になる)
- モニター部分の強化ガラスの使用(サファイアガラス)
- ブライドフレームの改良(望遠時のフレーミングをより正確に)
- Sスイッチ(F値以外のオートマ化)
- バッテリー充電器の小型化(M8付属のは超巨大で、旅行時にはメチャクチャ邪魔)
最初の3つはアップグレードで対応出来、おそらく最後の充電器も別売りされると思う。Sスイッチは全くいらないしなー。
通常、新機種のほうが優れてるはずだから、客は必然的に新機種のほうを買うわけだけど、今回の新機種にはトレードオフがある(と思う)。
- シャッターの静音化(その代わり、スピードが最速1/8000から1/4000になる)
このシャッターの音、確かに大きく、たぶん美術館でシャッターを切ろうもんなら皆が振り返るんじゃないかと思うぐらい。ただ、その反面音に対する愛着もあり、あの「スッットーン」っていう音が無くなるのは寂しい。特に静寂なところで撮影する必要がなければ、あとは慣れだけ。で、静音化するにあたって最速値が落ちる。どっちを取るか。個人的には最速1/4000までしか使ったことがないので、実際のところ1/4000まででいいのかもしれないけど、1/8000というオプション自体はあってもいいと思う(日差しの強い日に背景をぼかして撮影したい時が来るかもしれない)。
いずれにせよ、M8は並売されるとのことなので、買い手が選択すればいいことなんだろう。個人的には、しばらくは「8」で行こうと思う(アップグレードにカネもかかるし)。
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